シンデレラ
昔、ある国に心の優しい女の子がおりました。
やさしい両親や乳母とたいそう立派なお屋敷で幸せに暮らしていました。
ある寒い冬の日、母さんとお父さんがあいついで亡くなってしまいます。
身寄りの無くなった女の子は遠い親戚の叔母さん達と一緒に暮らすことになりました。
やさしい叔母さんや新しいお姉さんたちと楽しく暮らすことができると喜んでいた女の子でしたが、
やってきた叔母さんは実の娘の2人ばかりを可愛がり、女の子をシンデレラと呼んで、仕事をたくさん言いつけます。
シンデレラとは灰かぶりという意味で人を馬鹿にした言葉です。
それでもシンデレラは夢を信じて明るく一生懸命仕事をするのでした。
ある日、お城からおふれが出されます。王子様のお妃を選ぶために舞踏会が開かれることになったのです。
しかし、叔母さんは自分の娘たちだけを美しく着飾らせ、舞踏会に行ってしまいます。
残されて悲しみに沈むシンデレラ。
そこへ現れたのは魔法使いと、いつもシンデレラを見守っていたねずみたちでした。
シンデレラの夢はかなうのでしょうか?